炭酸泉とは?
炭酸泉とは?
炭酸泉とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のことです。
日本の温泉法では、お湯1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)含んでいれば炭酸泉といえます。
中でも、お湯1リットルに炭酸ガスが1g(1000ppm)以上溶けたものは療養泉として認められており、特に効果が高いといわれています。
炭酸泉は日本だけ?
ドイツでは、伝統的な炭酸温浴に使われている他に、医療施設に併設された、クアハウスという施設で積極的に利用されています。
またイタリアでは弱酸性の人工炭酸泉は美容にも使われています。
あのクレオパトラが炭酸泉を利用していたというから驚きです。
炭酸泉はどこにある?
炭酸ガスはその性質から高い温度のお湯に、大量に溶けません。
日本のような活火山の国では湯温が高いために、高濃度の天然炭酸泉の数は限られています。逆にヨーロッパに炭酸泉が多いのは、源泉の温度が低いからなのです。